眠り姫の枕になりたい王子たちは、今日も姫を甘やかす

…うん、想像できるかも。



「明日見はこれ」



食堂であったであろう光景を思い浮かべていると、片方のお盆を私側の方に置いた。



「わぁっ、サンドイッチ…!」



私の前に置かれたお皿には、3種類のサンドイッチが乗っていた。



一つはベーコンとレタス、色鮮やかなトマトが挟んである定番のBLTサンド。



二つ目は卵がたっぷり入ったたまごサンド。



三つ目は、とてもカラフルなフルーツがごろごろしているフルーツサンドだった。



「…女子はすきだろ、サンドイッチ」

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