きみと3秒見つめ合えたなら
本当は桐谷くんの400m予選を見たかったけど、私のアップの時間と重なって、見ることはできなかった。
でも、今は心の中が複雑で、ちゃんと応援できるかわからなかったから、ちょうどよかったかもしれない。
サブトラックでアップを続けていると、桐谷くんが山崎くんとクールダウンのために、サブトラックにやってきた。
「先輩、頑張って下さい。」
「うん。」素っ気なく答える。
「オレ、初めて予選通りました。ギリだけど。」え?本当?すごく一緒に喜びたいのに、春菜ちゃんとの光景が目から離れなくて、素直になれない。
「すごいね。おめでとう。」
全く抑揚のない、機械的な言い方だった。
「じゃ、私そろそろ行くから。」
「相川、がんばれよ。」
山崎くんが声をかけてくれた。
でも、今は心の中が複雑で、ちゃんと応援できるかわからなかったから、ちょうどよかったかもしれない。
サブトラックでアップを続けていると、桐谷くんが山崎くんとクールダウンのために、サブトラックにやってきた。
「先輩、頑張って下さい。」
「うん。」素っ気なく答える。
「オレ、初めて予選通りました。ギリだけど。」え?本当?すごく一緒に喜びたいのに、春菜ちゃんとの光景が目から離れなくて、素直になれない。
「すごいね。おめでとう。」
全く抑揚のない、機械的な言い方だった。
「じゃ、私そろそろ行くから。」
「相川、がんばれよ。」
山崎くんが声をかけてくれた。