きみと3秒見つめ合えたなら
坂を下りきって、本当はここでお別れなんだけど、話は終わらなくて...
「あっちの公園、行きますか?」
桐谷くんが提案してくれた公園へ行く。そして、少し人目につきにくい、木陰のベンチに座った。
「で、なんだっけ?『ヤキモチ作戦』?」
「春菜が、わざとオレにベタベタして、もし、先輩がオレのこと好きだったら、ちょっとヤキモチ焼くとか、凹むとか、するんじゃないかって。」
私はまんまと春菜ちゃんの策にハマってしまった。恥ずかしい。
「ね、大成功。先輩の気持ち、ちょっとわかった。」
どうしよう。もう受験一色でも頑張るって決めたのに。
「先輩の答え、さすがに教えてくれない?」
「あっちの公園、行きますか?」
桐谷くんが提案してくれた公園へ行く。そして、少し人目につきにくい、木陰のベンチに座った。
「で、なんだっけ?『ヤキモチ作戦』?」
「春菜が、わざとオレにベタベタして、もし、先輩がオレのこと好きだったら、ちょっとヤキモチ焼くとか、凹むとか、するんじゃないかって。」
私はまんまと春菜ちゃんの策にハマってしまった。恥ずかしい。
「ね、大成功。先輩の気持ち、ちょっとわかった。」
どうしよう。もう受験一色でも頑張るって決めたのに。
「先輩の答え、さすがに教えてくれない?」