きみと3秒見つめ合えたなら
「好き。桐谷くんが好き。」
私は意を決して、うつむいていた桐谷くんの方を見て言った。
今日言わないと、部活も引退し、もう会えないかもしれない...そう思うと伝えなくては...という気持ちが、私を素直にさせた。
桐谷くんが顔をあげた。
私は彼の目を見て、もう一度言った。
「桐谷くんが好き。」
自分の声がかき消されそうなほど、私の鼓動は大きく激しく打つ。
何秒、目が合っていただろうか。
どちらともなく視線を外す。
桐谷くんがそっと私の手を握った。
「手、繋いだこと、なかったですよね。」
桐谷くんは緊張していたのか、敬語に戻っている。
「なのに、先にキスするとか、反則ですよね、オレ。」
「うん。」
そうだよ。反則だよ。恋におちてしまったじゃない。
「していいですか?」
「え?」
...とその瞬間、あの夜よりもっと深く愛おしそうに私を見る桐谷くんの瞳が、私の目の前にあった。
「また、誰かに見られたら...」
「していいですか?」の意味が、最初は分からなかった。だけど、きっとあの夜と同じ事が起こると確信させる桐谷くんの瞳。
「大丈夫。誰もいないから。」
と言って桐谷くんの顔が更に近くなる。
あの夜と同じように、私は自然と目を閉じてしまう。
そして私たちは唇を重ねた。
辺りはもう夕暮れとなり静かで、木の葉が揺れる音と、自分の鼓動しか聞こえない。
息が止まりそうなくらい長いキスをして、どちらからともなく、もう一度。
「あー、ヤバい。ずっと先輩とキスしてたい。」
「な、なに...」
ほぼ絶句の私。
キスなのか、今の言葉なのか、どちらが原因か分からないが、体中が熱くなる。
「先輩、受験、頑張って。」
「うん。ありがとう。」
「先輩が志望校に合格したら、深い方のキス、していい?」
私の体温がますます上がって行くのがわかった。
「や、やだ。なに...それ。」
「合格してよ、絶対。」
私は意を決して、うつむいていた桐谷くんの方を見て言った。
今日言わないと、部活も引退し、もう会えないかもしれない...そう思うと伝えなくては...という気持ちが、私を素直にさせた。
桐谷くんが顔をあげた。
私は彼の目を見て、もう一度言った。
「桐谷くんが好き。」
自分の声がかき消されそうなほど、私の鼓動は大きく激しく打つ。
何秒、目が合っていただろうか。
どちらともなく視線を外す。
桐谷くんがそっと私の手を握った。
「手、繋いだこと、なかったですよね。」
桐谷くんは緊張していたのか、敬語に戻っている。
「なのに、先にキスするとか、反則ですよね、オレ。」
「うん。」
そうだよ。反則だよ。恋におちてしまったじゃない。
「していいですか?」
「え?」
...とその瞬間、あの夜よりもっと深く愛おしそうに私を見る桐谷くんの瞳が、私の目の前にあった。
「また、誰かに見られたら...」
「していいですか?」の意味が、最初は分からなかった。だけど、きっとあの夜と同じ事が起こると確信させる桐谷くんの瞳。
「大丈夫。誰もいないから。」
と言って桐谷くんの顔が更に近くなる。
あの夜と同じように、私は自然と目を閉じてしまう。
そして私たちは唇を重ねた。
辺りはもう夕暮れとなり静かで、木の葉が揺れる音と、自分の鼓動しか聞こえない。
息が止まりそうなくらい長いキスをして、どちらからともなく、もう一度。
「あー、ヤバい。ずっと先輩とキスしてたい。」
「な、なに...」
ほぼ絶句の私。
キスなのか、今の言葉なのか、どちらが原因か分からないが、体中が熱くなる。
「先輩、受験、頑張って。」
「うん。ありがとう。」
「先輩が志望校に合格したら、深い方のキス、していい?」
私の体温がますます上がって行くのがわかった。
「や、やだ。なに...それ。」
「合格してよ、絶対。」