エリートSPはようやく見つけたママと娘をとろ甘溺愛で離さない
「悪いわね、番号はかずくんのスマホから見させてもらったわ」
美穂は冷たい口調でそう言った。
かずくん、と呼んでいたのは高校時代からそうだったから違和感はない。
でももう別れたと言っていたのに、そんな呼び方をしているのは少し違和感があった。
そしてもっと違和感というか、こちらははっきりおかしいと思うことだが、スマホから見たという点だ。
どうして別れたというのに、スマホを手に取れるところにいたというのだろう。
和臣から渡されたのだろうか、いやそんなはずはない……。
梓が混乱しているうちに、美穂によって事情が淡々と話された。
聞いていくうちに、梓は心がどんどん冷えていくのを感じてしまった。
「……というわけで、婚約はまだ有効なの。かずくんは私との関係は終わったと思っているだろうけど、婚約自体は解消されていないのよね。気付いてないのか、それとも」
そこで美穂は、言葉を一旦切った。
そのあと出てきた言葉に、梓は今度こそ心が凍り付くのを感じてしまった。
「あなたを引っかけるために、気付かなかったふりをしたのか」
美穂は冷たい口調でそう言った。
かずくん、と呼んでいたのは高校時代からそうだったから違和感はない。
でももう別れたと言っていたのに、そんな呼び方をしているのは少し違和感があった。
そしてもっと違和感というか、こちらははっきりおかしいと思うことだが、スマホから見たという点だ。
どうして別れたというのに、スマホを手に取れるところにいたというのだろう。
和臣から渡されたのだろうか、いやそんなはずはない……。
梓が混乱しているうちに、美穂によって事情が淡々と話された。
聞いていくうちに、梓は心がどんどん冷えていくのを感じてしまった。
「……というわけで、婚約はまだ有効なの。かずくんは私との関係は終わったと思っているだろうけど、婚約自体は解消されていないのよね。気付いてないのか、それとも」
そこで美穂は、言葉を一旦切った。
そのあと出てきた言葉に、梓は今度こそ心が凍り付くのを感じてしまった。
「あなたを引っかけるために、気付かなかったふりをしたのか」