あの花が咲く頃、君に会いにいく。
「ねえグループ見てー。昨日のパンケーキ屋で撮った写真送っといたー。あそこおいしかったよねー」



次の日。お昼ご飯を五人で食べていると、凛がスマホを見せてきた。



「ねー。今まで食べてきた中でいっちばんおいしいパンケーキだったー!」


「紫音、結局もう一枚追加で食べてて、笑ったよねー」


「だっておいしかったんだもん。今度は茅乃も行こうね!」


「あ、うん…!」


「…えー茅乃はいいよぉー」



凛がお弁当箱の中のウィンナーを箸で突っつきながら、不機嫌そうに言った。



「茅乃忙しそうだし、別に無理して来なくても…ねぇー」


「そうそう。ぶっちゃけ茅乃がいなくたって、楽しいし」



涙目の茅乃が気まずそうに俯いてしまう。



「そんなことないよ。茅乃も今忙しいだけで、本当は行きたいって思ってるよね?私は五人でもっと遊びたいから、みんなが予定合う日にまた行こ!」


「えー」


「えーじゃないの!凛だって本当は昨日、茅乃いなくて寂しかったでしょ?」


「んー…まあそうかもしれないけど…」


「ね。他の二人だってそうだよね。仲良しなんだから、いなくてもいいなんて言うのやめよ」


「まあ紫音がそう言うなら…」
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