あの花が咲く頃、君に会いにいく。
大丈夫。私たちはまた前の関係に戻れる。
…そう思っていたのに、私が凛達と話せることはなかった。
*
*
「…っ」
茅乃の部屋は、窓から差し込む夕日の光で部屋がオレンジ色に包まれていた。
鮮明に覚えている記憶を整理するように、頭をおさえる。
…思い出した。茅乃との思い出を全部。
茅乃は私の一番大切で大好きな親友だったのに…忘れていたなんて。
「茅乃ー?あれ、いない…。今日はお父さん早いから、学校終わったらすぐ帰ってきてって言ったのにどうしたのかしら…」
部屋に入ってきた茅乃のお母さんが、私にはもちろん気づくこともなく、首を傾げて出ていった。
そういえばもう六時なのに、茅乃遅いな…。
まだ帰らない茅乃が心配で、学校に向かう。
靴箱を確認してみると、茅乃の靴はまだあり中にいることがわかる。
「ねーえー茅乃ー?ほら、立ってよー」
教室を覗くと、凛達三人がうずくまっている茅乃を囲んでいた。
茅乃はボロボロになったスクールバッグをなぜか必死に抱きながら、首をふるふると横に振っていた。
…そう思っていたのに、私が凛達と話せることはなかった。
*
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「…っ」
茅乃の部屋は、窓から差し込む夕日の光で部屋がオレンジ色に包まれていた。
鮮明に覚えている記憶を整理するように、頭をおさえる。
…思い出した。茅乃との思い出を全部。
茅乃は私の一番大切で大好きな親友だったのに…忘れていたなんて。
「茅乃ー?あれ、いない…。今日はお父さん早いから、学校終わったらすぐ帰ってきてって言ったのにどうしたのかしら…」
部屋に入ってきた茅乃のお母さんが、私にはもちろん気づくこともなく、首を傾げて出ていった。
そういえばもう六時なのに、茅乃遅いな…。
まだ帰らない茅乃が心配で、学校に向かう。
靴箱を確認してみると、茅乃の靴はまだあり中にいることがわかる。
「ねーえー茅乃ー?ほら、立ってよー」
教室を覗くと、凛達三人がうずくまっている茅乃を囲んでいた。
茅乃はボロボロになったスクールバッグをなぜか必死に抱きながら、首をふるふると横に振っていた。