if…運命の恋 番外編Ⅲ『愛に変わるとき』
僕は、春子・・お前に感謝しているんだ。
あの時、僕に気づかせてくれたんだよ。
あの旅行だよ。
どこかで、僕の心の中には まだ美子さんがいたのかもしれない。
だけど、美子さんを前にして
僕の気持ちは 春子の方に向いていた事がはっきりわかったんだ。
お前のさっきの言葉・・”僕を手放そうとした”
・・それを聞いてどっきりしてしまったよ。
”馬鹿だなぁ・・・お前だけなのに・・”
・・・・違ったな・・・
春子に言わなくちゃいけなかった言葉はそうじゃない
”僕の傍にいてくれて ありがとう” だったんだよな。
今では もう随分前の話で・・・あの頃のせつない気持ちは
すでに忘れかけているんだよ。
春子、お前が、僕のそんな気持ちを忘れさせてくれたんだ
そして、僕に優しい記憶を残してくれたんだと思う