研がれる私/長編エロティックミステリー
カレ、阿修羅?③
「石橋よう…、自分らの置かれた状況、よく自覚してから物言えよ。そんなブ格好晒してからに…。まあ、お前の今の言、あとでとっくりと試してやるわ。…さあ、高石、やれ!」
「…いやだ」
「あのな…、高石、お前のことはそこのデブから聞いて知ってるんだよ。お前、はじめはルイの誘いにも固辞してたんだろ?でも、ルイにトラブルを解決してもらって助けられた。で…、今度は自分が力になって協力してやろうとなあ…(嘲笑)」
全部知っての上で、”この位置”なのか、私達は…⁉
それ…、役どころとしてたのね、自分を含めて
悔しいけど、石神とじゃあ、それこそ役者がまるで違うわ、私たち…
私は形容ないほど惨めなカッコを晒してる今、ここに至って、目の前の現実を自らで誘ったアホさ加減を悟っていた…
***
「…だから、お前はもともとあのサイトのヘビーユーザーではなかったし、ルイとは”そこ”抜きで、あくまでコイツへの感謝の気持ちから今回加わった。なので、お前を”ルイの下”に置かなかったんだよ。お前の上は、3人を裏切った憎いデブ男とした。どうだよ、そいつなら刺す理由があるんだからやれるだろ?…高石よう‼」
「できない…」
「じゃあ仕方ない…。お前から痛い思いをしてもらう。そのあとで、もう一度聞くとしよう」
「やめてーー‼」
「石神、やめろー!」
私と石橋さんはほぼ同時にそう叫んだ…
が…、それは無駄だったと、一瞬で私達に突きつけた
石神康友という名の阿修羅の鬼神が…
***
”ブスッ…‼”
「ぎゃああーー!!!」
石神は何のためらいもなく、手にしたもう一本のナイフで高石さんのふくらはぎを一突きしたわ
ああ…、血が噴き出てるよ…‼
「高石ーー!」
「高石さん!!」
「…もう一度言うぞ。高石、テメーのアタマんとこの足をナイフで刺せ!こんな寝返り野郎刺したって、バチあたんねーって。ルイを刺すわけじゃないんだからな、お前は。ふふふ、他より気が楽なはずだ。…さあ、やれ!やるんだ‼」
「わーわーわーー!!!」
「おい!やめろー!高石、お願いだから…、あっ…‼」
***
”ブスッ‼”
「ぎゃあーーー!!!ああー」
「お前がいけないんだ!みんなを先導してきたお前には、感謝してたのに…。なんで裏切ったんだ!このバカヤロー!!」
高石さん…!
彼はもう半狂乱で大泣きしてる
狂ってるって‼
地獄だよ…
こんなの…
「石橋よう…、自分らの置かれた状況、よく自覚してから物言えよ。そんなブ格好晒してからに…。まあ、お前の今の言、あとでとっくりと試してやるわ。…さあ、高石、やれ!」
「…いやだ」
「あのな…、高石、お前のことはそこのデブから聞いて知ってるんだよ。お前、はじめはルイの誘いにも固辞してたんだろ?でも、ルイにトラブルを解決してもらって助けられた。で…、今度は自分が力になって協力してやろうとなあ…(嘲笑)」
全部知っての上で、”この位置”なのか、私達は…⁉
それ…、役どころとしてたのね、自分を含めて
悔しいけど、石神とじゃあ、それこそ役者がまるで違うわ、私たち…
私は形容ないほど惨めなカッコを晒してる今、ここに至って、目の前の現実を自らで誘ったアホさ加減を悟っていた…
***
「…だから、お前はもともとあのサイトのヘビーユーザーではなかったし、ルイとは”そこ”抜きで、あくまでコイツへの感謝の気持ちから今回加わった。なので、お前を”ルイの下”に置かなかったんだよ。お前の上は、3人を裏切った憎いデブ男とした。どうだよ、そいつなら刺す理由があるんだからやれるだろ?…高石よう‼」
「できない…」
「じゃあ仕方ない…。お前から痛い思いをしてもらう。そのあとで、もう一度聞くとしよう」
「やめてーー‼」
「石神、やめろー!」
私と石橋さんはほぼ同時にそう叫んだ…
が…、それは無駄だったと、一瞬で私達に突きつけた
石神康友という名の阿修羅の鬼神が…
***
”ブスッ…‼”
「ぎゃああーー!!!」
石神は何のためらいもなく、手にしたもう一本のナイフで高石さんのふくらはぎを一突きしたわ
ああ…、血が噴き出てるよ…‼
「高石ーー!」
「高石さん!!」
「…もう一度言うぞ。高石、テメーのアタマんとこの足をナイフで刺せ!こんな寝返り野郎刺したって、バチあたんねーって。ルイを刺すわけじゃないんだからな、お前は。ふふふ、他より気が楽なはずだ。…さあ、やれ!やるんだ‼」
「わーわーわーー!!!」
「おい!やめろー!高石、お願いだから…、あっ…‼」
***
”ブスッ‼”
「ぎゃあーーー!!!ああー」
「お前がいけないんだ!みんなを先導してきたお前には、感謝してたのに…。なんで裏切ったんだ!このバカヤロー!!」
高石さん…!
彼はもう半狂乱で大泣きしてる
狂ってるって‼
地獄だよ…
こんなの…