研がれる私/長編エロティックミステリー
二人目の男①



その夜、一番目の男、高石トールのデータと総評をパソコンに入力した

私的にはマイナス要因はほとんどなかった

オール及第点クリアのカレは、この後の候補4人を値踏みする上で、いわば基準値になるだろう

その意味において、高石トールは一番手として格好の人物だったと言える

さあ、次のカレとは明後日の夜だ

私は今夜のうちに、事前チェックを済ませることにした


***


二番目の男は、石橋ミチヒコ、29歳…

このカレは、詳細なプロフィールを事前にメールで明示してきた

職業は介護関係の資格を生かした仕事に着いているようだが、メールに添付された画像を見る限りイケメン…

身長も180センチで、まあビジュアル面は文句なし

ばっちり私の好み

さらに応募の動機が興味深かった


***


”僕の中の眠れる狂気を触発したアナタが憎い。でも会いたい。そしてパートナーとしてコアな体験を共有したい…”

私も是非会いたいわ

そしてしっかり確かめさせてもらう

この私の求める刺激を、果たしてあなたは与えられるのか

ホンモノでヤバいヤツなのかを…


***


そして、翌々日はあっとい言う間にやって来た

この前と同じ夜7時半…

私は再びインセイン11番席で、ネクストバッターを待った

さあ、いらっしゃい…

今夜はたっぷり、あなたの素をえぐり出してあげる…






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