研がれる私/長編エロティックミステリー
二人目の男③


二人目と会って数分

残りの二人は、もういらないか…

そんな思いが頭をかすめた

いい…、ホントにイイ

目の前のイカすボクは、すでにパートナー採用の最有力候補へと飛び出していた


***


もっとも、高石トールの基準値との比較では決してずば抜けたポイントを得ていない

肝心要となる、私と実際に恋人をヤルこととなった時の成功見込み度は、むしろ高石くんを下回っていた

しかも大きく…

「実行の具体的プランなんて、そういうのありませんよ。無論、”経験”もない。要はあなたと相談しながら一体で実行していく。その覚悟がしっかりあるということ。これのみです」

他のヤツなら頼りない、即パスとなる

しかし、コイツはその分、イカレ度がそれをすっぽりカバーしちゃってる

二人で地獄に墜ちましょう…

こういうことなのだから


***


「…それじゃあ、ここで一点だけ伺うわ。私の恋人も私を殺す気なのよ。そうなると、殺人者になる代償の他によ、逆に殺されるリスクもある。そこんとこも大丈夫?」

「あなたと一緒なら全然可」

決定!

今んとこはパートナー、コイツにする気

まあ、あと二人も一応面談はするけど…

この夜の私、二杯目もスクリュードライバーだった





< 14 / 127 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop