研がれる私/長編エロティックミステリー
三人目の男③



ウソだろ、おい…

私は目をぱちくりさせながら、脂肪付プーさんに目が釘付けになった…


***


なんと、コイツの自己申告では、ヒモを結んだ女7人ってことだ

ウソかまことはいずれはっきりさせるとして、この私に堂々の宣言にははっきり言って驚いた

見直した…

そこで私は急きょ方針変更とした


***


「今の7人宣言、俄かに信じ難いわ。悪いけどさ、あなた、ビジュアルはモロさえないし、不潔感も臭うようだわ。他のエントリーが活き活きしてるだけに、際立っちゃう。で、どうよ?私をアンタのヒモに承諾させることが出来たら信じる。自信はいかにって聞いてもいいかな?」

「ああ、それで諮ってくれるんならやってもいいよ」

コイツはいたって平静で賜った


***


「じゃあ、どこからでもどうぞ…」


「…今アンタがめぼし付けてる、本命とやらのボロを出させてやるよ。それと、一発やらせてもらえりゃあ、すぐオレの犬になる。さあ、どうする?」

この脂肪付、いい加減言いたい放題だわね

「アンタの常套文句、概ね把握したわ。そんなんに、じゃあ、これからホテル行こうかなんて口、私は持ち合わせていないわ。だから、アンタの犬になるか否かを判断する場はそもそも持ち得ないわね。で、もうひとつの私の本命君のボロって、どういうことよ?」

「それもノーコメントだ。ふざけたカッコでオレをコケにしやがって。まあ、いい…。この面談はこっちから願い下げだ。帰るぜ」

「…」

ホントに帰っちゃったわ、脂肪付…





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