研がれる私/長編エロティックミステリー
三人目の男④



面接三人目は大ハプニングとなった

不思議のプーさんこと、石渡カズヒコは予想外に毒を持っていた

モロ想定外…

ただ、アイツがどこまで私のお膳立てした舞台に役者として食い込んでいるのか…

”そこ”になると、この私もなんともだったわ

ならば…、ココはストーリーを間断させずに行こう…

とりあえず私は、脂肪付のプーへメールを入れることにした


***


「今日は異色の設定と迫真の怪演ありがとう。あなたの宣言は是非実行に移して。本命が脱落すれば、パートナーは当然、他の三人から選ぶので。では、あなたの大言壮語がホンモノか否かを見定めた上で、面談結果を会って伝えるわ。場所はそちらの指定で構わないので、来週末以降で希望の日時をメールして。じゃあ、おやすみなさい…」


さて、これでどう出る!


***


返信メールは翌日の明け方届いたのだが…

驚いた…

添付ファイルで動画付されていたのよ

ズバリ、その動画、ヤッてるとこ…

45秒ほどで画像も粗悪だが、明らかに男は石渡で、完全ヤッてた

20代と思われる相手の女の喘ぎ声はリアルで激しく、ほぼ本気とみた

そしてヤツはやってる最中、”私に向かって”こう賜ってやがった

”宮本ルイ…、今夜はジントニックごちそうさま。おかげでこの女とはギンギンでヤレてる。とくと見よ!”

これで、この動画は明らかに私と会った後の情事だったと判明した…


***


私は不覚にも、このグロいハメ動画に興奮してしまった

なにしろ、その晩はこれが私の”おかず”になっていたんだもの

参った…

脂肪付の石渡には、少なくとも、滅多に味わえない刺激をもらったことになる

正体不明のプーさんに告ぐ!

とにかくメール返信を待つ…





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