研がれる私/長編エロティックミステリー
共演者はアイツ



パートナー決定のリミットを迎え、考えに考えた結果、私は恋人を殺す共犯者には一番目のカレ…、”及第点”高石トールを選んだ

ただし、他の3人とは結果通達で会った以降も個人的に接触していこうとも思っている

もっとも、先方が私を拒絶すればそれで終いになるが

それにホントの彼氏にするなら、好み的に二番目の男、石橋ミチヒコになる

三番目のプー、石渡カズヒコは完全ブーだ

だけど、それと私の求める刺激は”別モノ”なので、脂肪付のプーも排除しない

とりあえずは…


***


そこでエキセンドリックな脂肪付だ…

ヤツ、ヘンなこと言ってたし

”…目ぼしを付けてる本命とやらのボロを出させてやる!”

あの時の私はこれ、単なる捨てゼリフと受けとっていた

しかしその夜、あのヤリ動画を送りつけてきた石渡カズヒコが、単なる強がりではなかったと判断に至った…

俄然、私の中で、このチョイデブの危険度・マーク度が上がった訳


***


私の採用結果を勝手に解釈し、他の候補に危害を加えないだろうか…

それがちょっと心配でもあったkara

当然、自分以外の面接者の素性を彼が知り得るはずなないと思うのだが…

とは言え、今の時代だ

どこでどう個人情報は漏れているか、若しくは繋がっているかわからないってのは、半ば常識になりつつある

そこまでは杞憂だとしても、私のことを尾行していれば、他のカレたちと選考結果を伝える場で会っているところを急襲ってのくらい、十分可能だし…

今の私には、あのヤロウがそんな暴挙に出やしないか…

それだけが気掛かりだった





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