研がれる私/長編エロティックミステリー
恋人役、決す!③



”その答え”は…

私の恋人候補面談の段階で、モロに突き付けられることになる…

とにかく、あの夜、私は一生懸命ソルジャーさんに向かっていった

ソルジャーさん、ちょっと面食らっていたが、でも手ごたえは感じてくれたようだったわ

”その”手ごたえをさ、さらに感じてたから、こっちは…


***


つまりジャンク初日、結果的に私たちは序盤の手の探り合いを暗黙としてたんだろう

第一、カレの方は次の”仕掛け”があったのだから

これが最優先ってことだったと思う

それは、私に恋人役を応募させること…

そして私は、それを彼の指示通りとした…

その結果、サイト側からは前回を下回ったが、11人の応募リストが送られた来たわ

私の恋人は、この中からのエントリーになるのだが、前回は石神康友を含め4人だった

だけどね…、今回は、何と1人のみとしたのよ

これは何を意味するか…

私の視点は、ある1人に釘付けになったということ

要はそういうことになる…


***


”こう来たなら、スルーできっかよ!”

その一人こそ、石神康友その人だったんだもん…


***


カレにはメールでこう送信した

”この度は、ストーリー続編の私、宮本ルイの恋人役に応募いただいてありがとうございます!ぜひ、面接させていただきたいと思いますので…”

まあ、通り一遍の書類選考通過、2次面談へどうぞの通知ってことだった

何しろ、ここは社交辞令を心がけるたわよ

だが、内心はハンパなかった

”あのヤロー!!…どういう気だっての!私の恋人を私と一緒に殺す役で共演ってことになってんのに、今度はその殺される恋人役に”応募”って…。しかも、その役募集、テメーで私に指示したんだろうが!”

まったく、どうなってんだろうか…

アイツのアタマん中…!





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