イケメン検事の一途な愛
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休日出勤した俺は急いで自宅に帰宅し、すぐさまテレビとパソコンをつけた。
『今朝の週刊誌に熱愛スクープが出てますけど、どうなんですか?』
授賞式のあとの囲み取材で、予想していたような質問が次々と飛び交う。
志田淳平は彼女の手を握り、似非スマイルでカメラの前で『ご想像にお任せします』と宣言した。
美雨はその手を振り払うこともせず、奴と同じように笑顔を張り付けてもう片方の手をカメラに振った。
やっぱり、脅されてるってことか。
彼女の口から脅されたとは聞かされてない。
恐らく、俺に心配かけないように黙ってるだけだろう。
俺がストレートに質問したら、彼女が返答に困るだけ。
嘘が嫌いな彼女が、俺に嘘を吐きたくなくて心を痛めると分かってるから。
だから、俺もあえて聞かずにいる。
答えは聞かなくても分かるから。
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釜山から無事に帰宅したというメールは届いた。
けれど、連日のように彼女のマンションの周りや事務所の周りにも報道陣が詰め寄せていて、とても会える状態じゃない。
電話やメールでのやり取りはあるものの。
これが芸能人と付き合う最大の難関だと思い知らされた。
2週間ほど経った木曜日の23時半過ぎ。
そろそろ休もうと、歯磨きをしていた、その時。
玄関ドアが閉まる音がした。
思わず、洗面所から飛び出ると。
「居たっ!!」
「んっ」
俺の元に駆け寄って、抱きつく愛しの人が。
「歯磨きはあとあとっ…」