内緒の双子を見つけた御曹司は、純真ママを愛し尽くして離さない
数年前のものらしく二十代前半くらいに見える卓也を真ん中に、左に飛島、右に五十代くらいの女性が並んで立っている。
背景はリビングのようで、豪華な洋館の趣が感じられた。
ニットに黒いストレートパンツ姿の卓也はカジュアルな装いだが、飛島はスーツで、女性はエレガントなデザインの膝丈タイトスカートのツーピースを着ている。
目が大きく、迫力のある美人でスタイルがいい。
品のいい笑みを浮かべているけれど、どこか冷たそうな感じがした。
(飛島さんが卓也さんと面識があるのは本当なんだ。この女性はもしかして……)
画面を凝視する果歩に飛島が説明する。
「女性は吉川卓也さんのお母様です。私が雇われた日に、記念にと言われて撮影しました」
ふたりの雇用関係を否定するものが映っていないかと目を皿にして探すも、不自然さはない。
「そうなんですか。あなたが卓也さんの弁護士なのは信じます。でも、日曜日のレストランの約束が……」
飛島を代理人弁護士だと認めたことで、卓也に愛されているという自信が揺らぐ。
眉尻を下げて主張すれば、飛島が眼鏡のつるを押し上げた。
背景はリビングのようで、豪華な洋館の趣が感じられた。
ニットに黒いストレートパンツ姿の卓也はカジュアルな装いだが、飛島はスーツで、女性はエレガントなデザインの膝丈タイトスカートのツーピースを着ている。
目が大きく、迫力のある美人でスタイルがいい。
品のいい笑みを浮かべているけれど、どこか冷たそうな感じがした。
(飛島さんが卓也さんと面識があるのは本当なんだ。この女性はもしかして……)
画面を凝視する果歩に飛島が説明する。
「女性は吉川卓也さんのお母様です。私が雇われた日に、記念にと言われて撮影しました」
ふたりの雇用関係を否定するものが映っていないかと目を皿にして探すも、不自然さはない。
「そうなんですか。あなたが卓也さんの弁護士なのは信じます。でも、日曜日のレストランの約束が……」
飛島を代理人弁護士だと認めたことで、卓也に愛されているという自信が揺らぐ。
眉尻を下げて主張すれば、飛島が眼鏡のつるを押し上げた。