❤️俺の抱擁に溺れろ、お前の全てが欲しい、極道の一途な愛
「そんなわけないだろう、何があってもどんなことが起きても、かすみは
俺の側にずっといろ、いいな」

「嬉しいです」

この時、かすみは自分の命の終わりを感じていた。

神様、あと少しだけだから、拓真さんの側にいることを許してください。

かすみは体調不良が続くため、店も会社も休み続けることになった。

それからまもなく、大館が調査結果を伝えにきた。

「社長、分かりました」

「報告しろ」

大館はゆっくり話し始めた。

「かすみさんは三年前に子宮癌を患い、子宮全摘出手術を受けました、
ですから、子供を授かることは出来ません、そしてその時に、付き合っていたのが、
本郷誠司です、本郷誠司はIT会社の代表で、かすみさんの手術に立ち会っています、
だから、かすみさんの子宮全摘出のことを知った上で、別れています、
でも二人をよく知る人物の話だと、男の方は二人で生きていこうと考えていたそうなんですが、かすみさんが別れたいと申し出たそうです」

「かすみらしいな」

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