王子様は拗らせお姫様の虜
「ンッ……ち……とせ?」
「いるよ」
ようやく開いた切長の瞳を覗き込めば、僕が小さく映り込む。
「あ……ごめん、ありがと」
実花子は、起き上がると、僕が、着せた浴衣を見つめた。
「僕こそ、ごめん。優しく抱いてあげれなくて、その……」
頭を掻いた僕を見ながら、実花子が、クスクスと笑う。
「え?何?」
「千歳も完璧じゃないのね」
僕は、思わず、目を見開いた。
「え?」
「千歳って、いつも涼しい顔して、何でも完璧だから」
「当たり前じゃんっ、僕だって、余裕ない時あるからっ」
(あ、嘘だな……)
実花子の事になると、いつだって僕は余裕なんてない。
「良かった」
「何?実花子、どうゆう意味?」
「千歳は、知らなくていいの」
実花子が、嬉しそうに僕の首に両手をまわすと、頬にキスを落とす。
そして、そのまま、実花子の唇は、浴衣姿の僕の首元に当てられてチクンとする。
「ちょっ……実花子っ!」
いつもつけるばかりで、女の子からキスマークをつけられたのは、初めてだ。
「いるよ」
ようやく開いた切長の瞳を覗き込めば、僕が小さく映り込む。
「あ……ごめん、ありがと」
実花子は、起き上がると、僕が、着せた浴衣を見つめた。
「僕こそ、ごめん。優しく抱いてあげれなくて、その……」
頭を掻いた僕を見ながら、実花子が、クスクスと笑う。
「え?何?」
「千歳も完璧じゃないのね」
僕は、思わず、目を見開いた。
「え?」
「千歳って、いつも涼しい顔して、何でも完璧だから」
「当たり前じゃんっ、僕だって、余裕ない時あるからっ」
(あ、嘘だな……)
実花子の事になると、いつだって僕は余裕なんてない。
「良かった」
「何?実花子、どうゆう意味?」
「千歳は、知らなくていいの」
実花子が、嬉しそうに僕の首に両手をまわすと、頬にキスを落とす。
そして、そのまま、実花子の唇は、浴衣姿の僕の首元に当てられてチクンとする。
「ちょっ……実花子っ!」
いつもつけるばかりで、女の子からキスマークをつけられたのは、初めてだ。