私は人魚姫
ただただ、私の手を握ってくれた。何も言わず、ただ。
渚の手から伝わってくる体温が、本当に暖かかった。
渚の気持ちも、とても嬉しかった。
このまま時間が止まってしまえば良いのに。
そしたら6日間なんて期限もなくて、渚とずっと一緒にいられるのに。
本当に、ただひたすら、この時が止まってしまう事を、私は必死で願った。
そんなとき、渚が手を離した。
その瞬間が、とても怖かった。
嫌われたのかと思った。
なんで?
と、疑問ばかり頭に浮かんだ。
でも、次の瞬間、渚はまた、私の手を握り締めた。
「渚?どうしたの?なにかあった?」
私はそう、声をかける。
でも、渚からの返事はない。
渚の手から伝わってくる体温が、本当に暖かかった。
渚の気持ちも、とても嬉しかった。
このまま時間が止まってしまえば良いのに。
そしたら6日間なんて期限もなくて、渚とずっと一緒にいられるのに。
本当に、ただひたすら、この時が止まってしまう事を、私は必死で願った。
そんなとき、渚が手を離した。
その瞬間が、とても怖かった。
嫌われたのかと思った。
なんで?
と、疑問ばかり頭に浮かんだ。
でも、次の瞬間、渚はまた、私の手を握り締めた。
「渚?どうしたの?なにかあった?」
私はそう、声をかける。
でも、渚からの返事はない。