王子様の溺愛は、とことん甘い【クリスマスSS】
「……っはぁ〜。この可愛い芙羽梨、どうしてくれるの?」
とんでもなく可愛いことしか言わない芙羽梨が、そこにはいた。
「芙羽梨様の方をチラチラと見てきた男性が2人ほどいらっしゃったので、ほんの数秒間意識をそちらに向けていたのです。そしたら、芙羽梨様は既にこのような状態でした」
「……もういいよ。どうせ、芙羽梨にお酒を渡した間抜けなスタッフがいたってことでしょ」
自分で説明を求めたけど、聞いてもしょうがない。
「芙羽梨様はどちらにお運びいたしますか」
「適当に部屋入る。父さんには適当に言っておいて」