世界を救うために奮闘するお話

夜会前夜

訓練の翌日、いつものように
基地へ出勤し、あのつまらない勉強を
やり過ごす。

マチルダからお小言を言われても
どこ吹く風で自室のベッドで
ゴロゴロしていた。

すると執事のセバスが部屋へ来て

「お嬢様、ルーシア姫殿下と
ジグンのメイファン様、ローハン様が
お越しでございます。
お部屋にお通ししてもよろしいですか?」

「ええ!セバス
よろしくてよ!!」

飛び起きると

マチルダが化粧台の椅子を
引いたので、そこに無言で
腰をかけると

マチルダが髪の毛を整えてくれる。

久しぶりに会える友人達に
心が踊りニヤニヤしてるのを
マチルダに見つかり

「おじょーさま。なんですか
そのお顔は。美しいお顔が
台無しでございます。」

と、嗜められながらも

マチルダの腕にかかれば
あっという間に身支度が
終わり。

3人を自室に招き入れた。
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