世界を救うために奮闘するお話
何回かチャンスはあったものの全て台無しにされた。ローハン様があの女に笑いかけるから
ムカついてその辺の雑魚捕まえて操り襲わせようとしたけど、雑魚すぎてあの女に返り討ちにされた。

ある時は上手くいきかけたけどローハン様が蹴散らした。かっこ良すぎて胸が熱くなったけどあの女のためだと思うと余計に腹が立った。

本当にあの女、死ねばいいのに。
とにかくあの女が憎くてたまらない。
私の方が何倍も綺麗で美しいのに。

ある時、ローハン様には婚約者がいる事を知った。更に腹が立った。
アルク皇帝の末娘、ルーシア。
こいつもまた私の癪に触るほど綺麗な顔してて腹が立った。でも、この女は利用価値もあるだろうから、私に従わせてあげる。

そして、ローハン様の姉
ジグン国の姫メイファンも癪に触る顔をしていた。ローハン様と似てるというのに、男と女という違いだけで、なんでこんなに癪に触るのか。この世で私以上に綺麗でスタイルが良くて羨望を浴びる女が3人もいたらいけない。
この女は廃人にしてやろう。

ルーシアもメイファンも腹が立つけど
私の中の良心は、あの忌まわしき魔女をいかに不幸にするかで頭がいっぱいだった。

きっと天のお告げであろう、、。
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