微妙にHではない恋愛@異文化交流物語・魔法の恋の行方シリーズ7・アラゴンとアクア
「魔族として、生きづらさを抱えていた、というべきかな。
でも、美しいとは、どんなものか、俺に教えてくれた人だ」

アラゴンは、隣に座っているアクアを見た。

「ここは魔族にとっては、静かすぎて、クソつまんない場所でさ。
謹慎場所って言われていた。
俺も悪さすると、ここに連れて来られて、
畑仕事や花の手入れとか、やらされた」

「まぁ、アラゴン先生が?」
アクアが微笑んだ。

「でも、俺にとっては、ここは悪くない場所って思えた。
アンタに見せたいのは・・・」

アラゴンは、懐から小枝を出して、大きく振った。

温室の天井から、大小さまざまな花が
花びらに水滴をまとい、きらきらと煌めき、雨のように降り注いでくる。

「まぁ、すごい・・・きれい」
アクアは上を見上げて、感嘆の声をあげた。

「これも、伯父さんがやっていた魔法だ」
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