私が恋した10人の男たち
「あ、するのねw」
もはや笑っちゃう私と、
「いやするでしょ!シよう!」
俄然ヤル気の強め未経験者。
この空気でどうしよう。
やっぱり経験ある私がリードしないとかな…
なんて考えてると
真顔で私を見つめるこーちゃん。
「大丈夫。俺、経験ないけど…分かってるから」
なにをw
「え?」
「流れとか、する事も分かってる」
「あ、ほんと?」
ならなんとかなるか、よかった。
「うん。だから俺がリードするから」
「あ、そう?」
「うん。だからマミはそのままでいいよ」
「……わかった」
経験無いくせになんかカッコイイな。
そう言うとこーちゃんはギュッと抱きしめてキスをしてきた。
私は言われた通りそのまま流れに身を任せてると深いキスに変わった。
心の中で
おぉ…すげえ…やればできるじゃんか…
まるで息子の成長を見た時の
お母さんのような気分。
それでも
なんとなく色っぽい雰囲気が出来上がってきた。
そろそろ服脱がされるのかしら?なんて思っていたら
またまたポンコツが、
「………じゃあ、服、脱いでみよっか…?」
なにかの撮影ですか監督www