私が恋した10人の男たち



「え、なんで私の隣?前の席空いてるよ?」


どっか行け。


と、ばかりの視線を向ける私。


マンガ読んでるからバレたくないんだけど。


騒がしくされて巻き込まれると嫌なんだけど。


「なんで!いいじゃん!マミの隣がいい!」


と、さっそく騒がしいので
これ以上話してると面倒だなと思った私は諦めた。


「あそ。わかったから静かにしてね?」


塩対応して再びマンガに集中。


ちょっとすると視線を感じた。


もちろん隣から。


|ω・`)ジーーーーーー


「…なに?」


「ううん!べつに!」


「あそ」





|ω・`)ジーーーーーー


「…だからなに?」


「へへへ!べつに!」


「……」




|ω・`)ジーーーーーー


「…マジでなに!」


「えへへ〜!可愛いなーと思って!」










え、ほんとフツーに邪魔なんだけど(・・)
< 7 / 21 >

この作品をシェア

pagetop