私が恋した10人の男たち
「え、なんで私の隣?前の席空いてるよ?」
どっか行け。
と、ばかりの視線を向ける私。
マンガ読んでるからバレたくないんだけど。
騒がしくされて巻き込まれると嫌なんだけど。
「なんで!いいじゃん!マミの隣がいい!」
と、さっそく騒がしいので
これ以上話してると面倒だなと思った私は諦めた。
「あそ。わかったから静かにしてね?」
塩対応して再びマンガに集中。
ちょっとすると視線を感じた。
もちろん隣から。
|ω・`)ジーーーーーー
「…なに?」
「ううん!べつに!」
「あそ」
|ω・`)ジーーーーーー
「…だからなに?」
「へへへ!べつに!」
「……」
|ω・`)ジーーーーーー
「…マジでなに!」
「えへへ〜!可愛いなーと思って!」
え、ほんとフツーに邪魔なんだけど(・・)