初恋と約束が叶う未来まで
もしそれが本当なら私は央ちゃんの邪魔してるんじゃないかな…。
もし好きな人がいて告白してもわたしが居たら彼女出来ないんじゃ……。
「多分変な事考えてそうだね。橘くんのメンツの為に言うけど…告白された時必ず同じ返事で断ってるの知らない?」
紬來ちゃんが凄くビックリしてるけど…私は何も知らなかった。勢いよく首を振ると「可哀想に思えてきた…」とため息をつかれた。
「よく聞いてよ!橘くんは必ず『小さい時に嫁にするって約束したやつが居るからそいつ以外とは付き合えない』って必ず断ってるんだよ!」
「…!」
そんなの知らないよ…だって、忘れられてると思ってたし…他の女の子が央ちゃんの話してると耳を塞いで逃げて来たもん…。
「…おう…す…け…」
「呼んだか?」
央ちゃんの声が聞こえたかと思ったら、後ろから頭をコツンと叩かれた…。
「久々に央輔って呼んだかと思えば…泣くほど悩んでたのか?」
お風呂からの帰り道に話してたことを忘れていた。周りにちらほらクラスメイトが…恥ずかしくなってうずくまった。
央ちゃんが私の手を取ると立ち上がらせ『部屋少し借りる』と紬來ちゃん達に伝えると手を引いてくれた。