初恋と約束が叶う未来まで

  ショックを受けてる場合じゃない。

 頑張りすぎる央輔を支える為に頑張って成長して来たつもりなんだから…

  今が仕事じゃなかったら、飛びついて私の彼氏です!って言うのに…看護師に囲まれている央輔を見ながらそう思ってしまった。

  私以外の人に触られてるのなんて見たいくないなんて…心狭っ…

 「…夕栖?」

  顔を上げると目の前に央輔が…

 「待たせてごめんな。ただいま。」

  真っ直ぐ伝えてくる央輔に目を奪われていたけど、ここ職場!
  いつも通り夕栖と呼んでいるけど、ここ職場なんです!

  周りを見るとさっきまで央輔を囲んでいた看護師が凄い怖い顔で見てる。

  ここは職場で、今は仕事の時間。それでも優先してしまいたくなった。

 「央輔…おかえりなさい。」

 「もっと頑張るから…今まで不安や心配かけた分頑張るから。」

 「頑張りすぎる央輔を支えられるように看護師になったんだから1人じゃないよ。」

 「昔から…夕栖だけは敵わない。」

 そう言う央輔は凄く優しい目で笑っていた。

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