敵国王子の溺愛はイケメン四精霊が許さない!~加護持ち側妃は過保護に甘やかされています~
「そ奴は俺の妻を愚弄した。その罪は重く、本来なら即刻牢に叩き込むところだ」
「親として不行き届きを謝罪する。私に免じ、今回だけどうか許してもらえんか。この通りだ」
潔い謝罪の言葉。殿下に対して物凄く逃げ腰だった国王陛下より、王姉のブリジッタ様の方が余程堂々として見えた。
「……今回だけ伯母上の顔を立て、目を瞑ろう。だが、二度目はない。行け」
なんとなく殿下は彼女のこういった気質を気に入って、親交を途切れさせずにいたのだろうと思った。
「感謝する」
ブリジッタ様はジークフリード殿下に膝を折ると、腰を抜かしたイベンヌ様を引っ張って会場から出ていった。
一連の出来事を、周囲の人々が固唾をのんで見つめていた。
イベンヌ様たちが退出していなくなった後も、会場内は静まり返ったままだった。
痺れるような緊張感が支配する中、ジークフリード殿下が前に一歩進み出る。
「皆、騒がせてしまったが、夜会の続きを楽しんでくれ」
既に怒りの色はなく、殿下の声も表情も穏やかだった。
「親として不行き届きを謝罪する。私に免じ、今回だけどうか許してもらえんか。この通りだ」
潔い謝罪の言葉。殿下に対して物凄く逃げ腰だった国王陛下より、王姉のブリジッタ様の方が余程堂々として見えた。
「……今回だけ伯母上の顔を立て、目を瞑ろう。だが、二度目はない。行け」
なんとなく殿下は彼女のこういった気質を気に入って、親交を途切れさせずにいたのだろうと思った。
「感謝する」
ブリジッタ様はジークフリード殿下に膝を折ると、腰を抜かしたイベンヌ様を引っ張って会場から出ていった。
一連の出来事を、周囲の人々が固唾をのんで見つめていた。
イベンヌ様たちが退出していなくなった後も、会場内は静まり返ったままだった。
痺れるような緊張感が支配する中、ジークフリード殿下が前に一歩進み出る。
「皆、騒がせてしまったが、夜会の続きを楽しんでくれ」
既に怒りの色はなく、殿下の声も表情も穏やかだった。