敵国王子の溺愛はイケメン四精霊が許さない!~加護持ち側妃は過保護に甘やかされています~
ノーム爺に教えられて納得する。
みんなには実体がないのだから、たしかに風邪を引くというのもヘンな話である。
《なんかさ、ここ最近背筋がぞわぞわしちゃって。落ち着かない感じなんだよね》
《おや、珍しいですね》
ディーノが柳眉をしかめ、心配そうにシルフを覗き込んでいる。
もしかして精霊のクシャミって、そんなに大事なのかしら?
《俺たち精霊が外的要因に刺激を得ることはとても稀なんだ》
私の疑問に答えるように、サラマンダーが囁く。
「そうなんだ」
《嵐の前触れみたいなこの感じ……、たしかけっこう前にもあったような気がするなぁ》
《お主はあっけらかんとしておるようで、感知が抜きんでておるからのぅ》
顎に手をあてて唸るシルフを見て、ノーム爺がしみじみとこぼす。
「ねぇみんな、嵐の前触れってどういうこと?」
《私たちもこの世の事象全てを先見できるわけではありません。なにが起こるか、今時点ではなんとも……》
私の問いかけにディーノが若干濁した物言いをした。
みんなには実体がないのだから、たしかに風邪を引くというのもヘンな話である。
《なんかさ、ここ最近背筋がぞわぞわしちゃって。落ち着かない感じなんだよね》
《おや、珍しいですね》
ディーノが柳眉をしかめ、心配そうにシルフを覗き込んでいる。
もしかして精霊のクシャミって、そんなに大事なのかしら?
《俺たち精霊が外的要因に刺激を得ることはとても稀なんだ》
私の疑問に答えるように、サラマンダーが囁く。
「そうなんだ」
《嵐の前触れみたいなこの感じ……、たしかけっこう前にもあったような気がするなぁ》
《お主はあっけらかんとしておるようで、感知が抜きんでておるからのぅ》
顎に手をあてて唸るシルフを見て、ノーム爺がしみじみとこぼす。
「ねぇみんな、嵐の前触れってどういうこと?」
《私たちもこの世の事象全てを先見できるわけではありません。なにが起こるか、今時点ではなんとも……》
私の問いかけにディーノが若干濁した物言いをした。