敵国王子の溺愛はイケメン四精霊が許さない!~加護持ち側妃は過保護に甘やかされています~
《あるいは近いうち、なにかが起こるかもしれん。……まぁ、シルフのあの言い方だと、あまりいいことではなさそうだが》
サラマンダーの言葉に、胸がぞわりとした。
──コンコン。
その時、廊下から扉がノックされた。
「はーい」
来訪者の気配で、精霊のみんなはスッと姿を消した。
私は持っていた本を畳んでソファを立ち、手ずから扉を引き開けた。
すると、ジークフリード殿下が立っていた。
以前約束した通り、殿下は一緒に朝食を取った後、朝議や朝の謁見のない日は私に乗馬を教えてくれている。日によっては乗馬の後に少しだけ庭を歩いたり、私がハーブを植えるのを手伝ってくれたこともあった。
ただし殿下はとても多忙で、私と朝の時間を過ごした後は通常の政務の他、国内各所で開催される公務へ出向いたり、謁見に応じたり、深夜まで休む間もなく駆け回っている。だからこうやって日中に殿下と顔を合わせるのは、とても珍しいことだった。
「まぁ、殿下。こんな時間にどうされたのですか?」
サラマンダーの言葉に、胸がぞわりとした。
──コンコン。
その時、廊下から扉がノックされた。
「はーい」
来訪者の気配で、精霊のみんなはスッと姿を消した。
私は持っていた本を畳んでソファを立ち、手ずから扉を引き開けた。
すると、ジークフリード殿下が立っていた。
以前約束した通り、殿下は一緒に朝食を取った後、朝議や朝の謁見のない日は私に乗馬を教えてくれている。日によっては乗馬の後に少しだけ庭を歩いたり、私がハーブを植えるのを手伝ってくれたこともあった。
ただし殿下はとても多忙で、私と朝の時間を過ごした後は通常の政務の他、国内各所で開催される公務へ出向いたり、謁見に応じたり、深夜まで休む間もなく駆け回っている。だからこうやって日中に殿下と顔を合わせるのは、とても珍しいことだった。
「まぁ、殿下。こんな時間にどうされたのですか?」