敵国王子の溺愛はイケメン四精霊が許さない!~加護持ち側妃は過保護に甘やかされています~
《ふぉっふぉっふぉっ。母親とは言い得て妙じゃ。もっとも、嬢ちゃんが可愛くてならんのはディーノだけではないがな》
足もとからヌッと湧いて現れたのは土の精霊、ノーム爺。彼は琥珀色の目を細め、真っ白な長いお髭を揺らしながら笑っていた。穏やかなノーム爺は、私のよき相談相手であり茶飲み仲間。彼が私に向ける眼差しは、孫娘でも見るようにいつだって温かい。
私はほんの幼い頃から彼らの存在をこの目で見て、話すことができた。たまにしか顔を合わせない父よりも、時々僅かなやり取りを交わす下女たちよりも、精霊のみんなは私にとってずっと身近な存在だ。彼らによると、私は精霊のいとし子というやつらしいが、詳しいことは私自身よくわかっていない。
《はははっ、違いない。ノームの言う通り、俺たち四精霊もエミリアの前では形無しだ》
《うんっ。僕、エミリアが大好き》
サラマンダーが陽気に笑い、シルフもニッコリと白い歯をこぼす。
賑やかに言い合う精霊たちを眺めていたら、勝手に目頭が熱くなった。
足もとからヌッと湧いて現れたのは土の精霊、ノーム爺。彼は琥珀色の目を細め、真っ白な長いお髭を揺らしながら笑っていた。穏やかなノーム爺は、私のよき相談相手であり茶飲み仲間。彼が私に向ける眼差しは、孫娘でも見るようにいつだって温かい。
私はほんの幼い頃から彼らの存在をこの目で見て、話すことができた。たまにしか顔を合わせない父よりも、時々僅かなやり取りを交わす下女たちよりも、精霊のみんなは私にとってずっと身近な存在だ。彼らによると、私は精霊のいとし子というやつらしいが、詳しいことは私自身よくわかっていない。
《はははっ、違いない。ノームの言う通り、俺たち四精霊もエミリアの前では形無しだ》
《うんっ。僕、エミリアが大好き》
サラマンダーが陽気に笑い、シルフもニッコリと白い歯をこぼす。
賑やかに言い合う精霊たちを眺めていたら、勝手に目頭が熱くなった。