敵国王子の溺愛はイケメン四精霊が許さない!~加護持ち側妃は過保護に甘やかされています~
ハウイットさんはスッと殿下の隣に並び、絶対零度の目線を向ける。
その鋭さに身震いする。『氷の王太子』とは殿下のことだが、ハウイットさんの二つ名もまた『氷の側近』で間違いないだろう。
「……お言葉ですがジーク様、もはや一刻の猶予もなく得るか失うかの瀬戸際なのですよ。今このカードを切らずして、いつ切るというのですか? 恰好をつけるにもほどがあります。陛下のことを日和見とおっしゃいますが、私に言わせれば間違いなくジーク様もその血を引いておられる」
「なっ!?」
ハウイットさんから辛辣な言葉を浴びせられ、殿下は目を剥いた。
台詞の端々にわからないところはあるけれど、こんなに容赦なく言葉を重ねるハウイットさんを見たのは初めてだ。彼は、相当腹に据えかねているようだ。
そして、彼の苛立ちの原因に今日の私が一枚噛んでいるのは疑いようもなく……。
その鋭さに身震いする。『氷の王太子』とは殿下のことだが、ハウイットさんの二つ名もまた『氷の側近』で間違いないだろう。
「……お言葉ですがジーク様、もはや一刻の猶予もなく得るか失うかの瀬戸際なのですよ。今このカードを切らずして、いつ切るというのですか? 恰好をつけるにもほどがあります。陛下のことを日和見とおっしゃいますが、私に言わせれば間違いなくジーク様もその血を引いておられる」
「なっ!?」
ハウイットさんから辛辣な言葉を浴びせられ、殿下は目を剥いた。
台詞の端々にわからないところはあるけれど、こんなに容赦なく言葉を重ねるハウイットさんを見たのは初めてだ。彼は、相当腹に据えかねているようだ。
そして、彼の苛立ちの原因に今日の私が一枚噛んでいるのは疑いようもなく……。