敵国王子の溺愛はイケメン四精霊が許さない!~加護持ち側妃は過保護に甘やかされています~
「端的に申します。ジーク様は『気持ちに折り合いがついた時』とおっしゃっていましたが、それでは遅いです。あなた自身が後悔しないためにも、一週間後に迫る婚姻の儀よりも前に聖女であると公表すべきです」
「ハウイット! 余計なことを言うな!」
「待ってください、殿下。……ハウイットさん、今のはどういうことですか?」
声を荒らげる殿下を飛び越し、又隣のハウイットさんに身を乗り出すようにして尋ねた。
私の反応に殿下は少し驚いたように目を見張り、グッと息を詰めた。
「本来なら殿下がヘンなプライドを捨て、立ち回るのが筋だとは思います。ですが事は、あなた方夫婦の将来に関することです。ジーク様がこのままのスタンスを変えないならば、勇気を出して踏み出すのは伴侶となるあなたでもいいのではないかと、そう思うに至りました」
「えぇっと、夫婦の将来とおっしゃいましたよね。私が力について公表することで、私と殿下の関係がなにか変わるというのですか?」
「ハウイット! 余計なことを言うな!」
「待ってください、殿下。……ハウイットさん、今のはどういうことですか?」
声を荒らげる殿下を飛び越し、又隣のハウイットさんに身を乗り出すようにして尋ねた。
私の反応に殿下は少し驚いたように目を見張り、グッと息を詰めた。
「本来なら殿下がヘンなプライドを捨て、立ち回るのが筋だとは思います。ですが事は、あなた方夫婦の将来に関することです。ジーク様がこのままのスタンスを変えないならば、勇気を出して踏み出すのは伴侶となるあなたでもいいのではないかと、そう思うに至りました」
「えぇっと、夫婦の将来とおっしゃいましたよね。私が力について公表することで、私と殿下の関係がなにか変わるというのですか?」