敵国王子の溺愛はイケメン四精霊が許さない!~加護持ち側妃は過保護に甘やかされています~
こちらも初めて見る人間サイズで、背は私より少し高いくらい。ディーノたちと同じカフタンを身に着けた新緑の瞳の少年には、成長過程特有の瑞々しさと清らかさが内包していた。天使の如き愛らしさに頬が緩んだ。
「《さぁ嬢ちゃん、続きは山を下りてからじゃ》」
次いで私に語りかけたのは、カフタン姿のダンディーな白髭の紳士。
「ノーム爺!」
「《ねぇノーム、下山後は僕に任せて!? だって、いっぱいの人に見せ付けるには、やっぱり王宮がお誂え向きでしょう!》」
「《ふぉっふぉっ。そう言うことなら、任せようかの》」
シルフの申し出に、ノーム爺は目尻に皺を寄せて茶目っ気たっぷりに微笑み、パチンと指を鳴らした。直後──。
「あっ!?」
足元からズンッと沈み込む不思議な感覚に、反射的に目を閉じた。
体に感じていた圧力がなくなると、今度はふわっと体が宙に浮くような感覚がした。風がサラサラと頬を撫でていく。
えぇっ!? なにが起きているの!?
「《さぁ嬢ちゃん、続きは山を下りてからじゃ》」
次いで私に語りかけたのは、カフタン姿のダンディーな白髭の紳士。
「ノーム爺!」
「《ねぇノーム、下山後は僕に任せて!? だって、いっぱいの人に見せ付けるには、やっぱり王宮がお誂え向きでしょう!》」
「《ふぉっふぉっ。そう言うことなら、任せようかの》」
シルフの申し出に、ノーム爺は目尻に皺を寄せて茶目っ気たっぷりに微笑み、パチンと指を鳴らした。直後──。
「あっ!?」
足元からズンッと沈み込む不思議な感覚に、反射的に目を閉じた。
体に感じていた圧力がなくなると、今度はふわっと体が宙に浮くような感覚がした。風がサラサラと頬を撫でていく。
えぇっ!? なにが起きているの!?