敵国王子の溺愛はイケメン四精霊が許さない!~加護持ち側妃は過保護に甘やかされています~
「君を喜ばせたかったというのは本当だ。そしてもうひとつ、六日後の婚姻の儀で、俺はどうしても君を正妃にしたかった。君が聖女だと公表しなかった場合、なにか別の手を打たなければ議会での承認が得られない。君の母方の実家に後見を頼むことで承認に持ち込めないか、可能性のひとつとして考えていた」
……ん? 殿下は今、なんと言った?
私が怪訝に首をかしげていると、殿下が少し早口で告げる。
「もちろん、今日の一件で君は聖女と周知され、精霊神から正妃に迎える許しも得た。今さら異を唱える者などないし、当然後見も不要だ。君が望まなければ、無理に実家と連絡を取る必要だってない」
……ん? 殿下は今、なんと言った?
私が怪訝に首をかしげていると、殿下が少し早口で告げる。
「もちろん、今日の一件で君は聖女と周知され、精霊神から正妃に迎える許しも得た。今さら異を唱える者などないし、当然後見も不要だ。君が望まなければ、無理に実家と連絡を取る必要だってない」