貴方と私は秘密の✕✕ 〜地味系女子はハイスペ王子に夜の指南を所望される〜
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「……なんか今日は、今まで生きてきた中で、一番すごい体験をしちゃった気がします」
その後、神山透に背後から抱きしめられながら、ポツリとそんなことを口にしてしまうと、神山透はちょっと驚いた様に目を丸くして「それはよかった」と、私の肩にキスをした。
「僕も今日が今まで一番幸せで、気持ち良すぎてどうにかなっちゃいそうでしたから」
そして今まで見てきた笑顔の中でもとびきり嬉しそうに、そしてどこかで照れくさそうに笑うのだった。
啄むようなキスを交わしながら見つめ合うと、満たされた気持ちで一杯になるが、その一方では心の片隅でずっと引掛っていた懸念事項が今になってひょっこりと顔を出してくる。
「今更ですけど私とお付き合いして、本当に大丈夫ですか?自分で言うのもなんですけど、私、地味だしこれと言った個性もないから、付き合っていて楽しいかどうかわかりませんよ?」
所詮地味子の私である。こんな展開慣れていない。身体から始まった関係というのは脆いもので、いざ付き合うとなった途端に、飽きられてしまうのではないか。そういえば、何かの漫画でもそんなシーンがあったような気もするし。
「幸せすぎると怖くなる」ってこういうことか。急に湧き出た悲しい末路を想像すると、胸の奥がざわついて居ても立っても居られない。
思わずポロリと不安のようなものを吐いてしまうと、神山透はぎゅうと腕に力を入れて、こう言うのだった。
「……なんか今日は、今まで生きてきた中で、一番すごい体験をしちゃった気がします」
その後、神山透に背後から抱きしめられながら、ポツリとそんなことを口にしてしまうと、神山透はちょっと驚いた様に目を丸くして「それはよかった」と、私の肩にキスをした。
「僕も今日が今まで一番幸せで、気持ち良すぎてどうにかなっちゃいそうでしたから」
そして今まで見てきた笑顔の中でもとびきり嬉しそうに、そしてどこかで照れくさそうに笑うのだった。
啄むようなキスを交わしながら見つめ合うと、満たされた気持ちで一杯になるが、その一方では心の片隅でずっと引掛っていた懸念事項が今になってひょっこりと顔を出してくる。
「今更ですけど私とお付き合いして、本当に大丈夫ですか?自分で言うのもなんですけど、私、地味だしこれと言った個性もないから、付き合っていて楽しいかどうかわかりませんよ?」
所詮地味子の私である。こんな展開慣れていない。身体から始まった関係というのは脆いもので、いざ付き合うとなった途端に、飽きられてしまうのではないか。そういえば、何かの漫画でもそんなシーンがあったような気もするし。
「幸せすぎると怖くなる」ってこういうことか。急に湧き出た悲しい末路を想像すると、胸の奥がざわついて居ても立っても居られない。
思わずポロリと不安のようなものを吐いてしまうと、神山透はぎゅうと腕に力を入れて、こう言うのだった。