貴方と私は秘密の✕✕ 〜地味系女子はハイスペ王子に夜の指南を所望される〜
……神山透との、何気ない会話を思い出す。
そう言われてみれば何かの拍子に、そんな感じの神山透の将来の話を聞いたような気もしなくもない。
まさかあれは、私との未来の話だったとは。

神山透が語る将来設計はかなり具体的で、ずっと先のことまで見据えている。
そんな話を聞いてしまうと急に何だか照れくさくなるやら、一人勝手に悲劇のヒロインぶっていたことが恥ずかしくなってくる。

「そ、そうなんですか?まさかそこまで思って頂けてるとは知らなくて……」

神山透の甘い甘い表情も相まって、私は思わず顔を赤らめてしまうのだった。

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