貴方と私は秘密の✕✕ 〜地味系女子はハイスペ王子に夜の指南を所望される〜
さてその後、神山透の部屋に戻り、ちょっと懐かしい胸キュンなハリウッド映画を見た後は、それぞれお風呂に入って就寝することに。

……と思ったら風呂上がりに、「じゃーん!これを見てから寝ましょうよ」と神山透が取り出したのは先程借りたアダルトDVDであった。

「挿入行為は無いって書いてありましたから、多分マイルドなやつですよ」

そう勧められて無理やり見せられた、画面に映し出されたDVDのタイトルは「足フェチ厳選!足舐めご奉仕100分間!!」とかいう代物。
その名の通り、100分間ずっーーーっと誰かしらの足首やら足の指やらを舐め続ける内容だった。

最初の15分は我慢して見ていたものの、延々と続くその映像に耐えきれず結局残りは早送りとなる。そして最後に停止ボタンを押した頃には、神山透も私もいよいよ気まずくなっているのであった。

……おいイケメン、どうしてこれを借りようと思った?

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