貴方と私は秘密の✕✕ 〜地味系女子はハイスペ王子に夜の指南を所望される〜
結局真っ昼間から、服を着たまま、あんあんしちゃったものだから、神山透のシャツはいよいよヨレヨレなのであった。
いかにも何かしてきました!と言わんばかりの格好で帰す訳にもいかず、シャツは洗濯にかけることに。
着替えは無いので取り急ぎ、近所のコンビニと商店街の洋装品で下着と紳士もののジャージを調達してきた私である。
虎の写実的なプリントがデカデカとされた、謎のセンスが光るジャージを渋々着る神山透は、せっかく買ってきてくれた山本さんには申し訳ないんですけど、と前置きしつつも「今日はこのままシャツが乾くまで、山本さんのおうちにお籠りしたいと思います。」と不満げな顔で言うのだった。
確かに私もそんな服を着させられたら、どこにも行きたくなくなるので、気持ちはわかる。けど、それしか売ってなかったんだってば!
「では今日は、引き続きおうちでイチャイチャしちゃいましょうか?」
不貞腐れる神山透の樣子がおかしくて、と冗談ぽく誘ってみると、「それは魅力的な提案ですね」との切り返し。
腕をぐいと引っぱられ神山透の胸に抱き寄せられると、それが本日3回戦の合図となる、お盛んな私達なのだった。
抱きしめられて深くキスをされて、体を密着させてしまえば、あっと言う間に身も心もグズグズに溶けてしまう。
先程の決意はどこへやら、結局乞われれば何度も好き好き言ってしまうし、神山透からも好きと言って欲しくなる。
何度も乱れておねだりしてしまったり、このまま離れてしまいたくなくて、ずっと一緒にいたいと願ってしまう。
この気持ちは一体なんだろう。
入ってはいけない底なし沼に入りこんでしまったような気がする。開けてはいけない感情の扉を開いてしまった気がする。
神山透に出会う随分前に経験したような、していないような、なんとも言えないこの甘くて苦い感情の中身を知ってしまったら、それから先はどうすればよいのだろう。
……シャツは結局翌日まで乾かず、昼過ぎに名残惜しそうに帰っていく神山透を見送るまで、そんなことを考える私なのであった。
いかにも何かしてきました!と言わんばかりの格好で帰す訳にもいかず、シャツは洗濯にかけることに。
着替えは無いので取り急ぎ、近所のコンビニと商店街の洋装品で下着と紳士もののジャージを調達してきた私である。
虎の写実的なプリントがデカデカとされた、謎のセンスが光るジャージを渋々着る神山透は、せっかく買ってきてくれた山本さんには申し訳ないんですけど、と前置きしつつも「今日はこのままシャツが乾くまで、山本さんのおうちにお籠りしたいと思います。」と不満げな顔で言うのだった。
確かに私もそんな服を着させられたら、どこにも行きたくなくなるので、気持ちはわかる。けど、それしか売ってなかったんだってば!
「では今日は、引き続きおうちでイチャイチャしちゃいましょうか?」
不貞腐れる神山透の樣子がおかしくて、と冗談ぽく誘ってみると、「それは魅力的な提案ですね」との切り返し。
腕をぐいと引っぱられ神山透の胸に抱き寄せられると、それが本日3回戦の合図となる、お盛んな私達なのだった。
抱きしめられて深くキスをされて、体を密着させてしまえば、あっと言う間に身も心もグズグズに溶けてしまう。
先程の決意はどこへやら、結局乞われれば何度も好き好き言ってしまうし、神山透からも好きと言って欲しくなる。
何度も乱れておねだりしてしまったり、このまま離れてしまいたくなくて、ずっと一緒にいたいと願ってしまう。
この気持ちは一体なんだろう。
入ってはいけない底なし沼に入りこんでしまったような気がする。開けてはいけない感情の扉を開いてしまった気がする。
神山透に出会う随分前に経験したような、していないような、なんとも言えないこの甘くて苦い感情の中身を知ってしまったら、それから先はどうすればよいのだろう。
……シャツは結局翌日まで乾かず、昼過ぎに名残惜しそうに帰っていく神山透を見送るまで、そんなことを考える私なのであった。