甘く、溶けるように。
「麻衣さん、お母さんみたいですよ?」
「ふふっ、いいじゃない。第二の母親ってことで」
わ…笑顔がすごく素敵な人だなぁ…。
大人の女性っていうのかな?
明るいのに、ふとした瞬間の上品さが芹沢くんに似ているような気もする。
「真中さん、この人は店主の立木麻衣さん。俺の叔母にあたる人だよ」
「え…!そうなんだ…!?」
芹沢くんの紹介に驚くと、二人ともクスクス笑っている。
……うん、やっぱり似てるよね。
「そ。だから我が家だと思ってくつろげばいいよ」
「そうよ〜。雨が止んでも、ゆっくりしていってね」


