俺様御曹司のなすがまま、激愛に抱かれる~偽りの婚約者だったのに、甘く娶られました~
まさか自分にこんな感情があるなんて、びっくりした。でもくすぐったくてそして彼が愛しくてたまらない。
「悪いけど、今日は優しくできない」
いつもよりも少し強引に、私をベッドに寝かせた彼が、性急に口づけてくる。口づけしながら、私の体を彼のすべてを使って愛してくれる。
ひとつになった後、彼の余裕のなさが顕著になった。
「んっ……はぁ。あの、ゆっくり」
「ダメだ」
彼の額からにじみ出た汗が、飛び散る。激しい動きに私はシーツを掴み、何度も襲ってくる快感に翻弄される。
小さな波に襲わる感覚が、どんどん短くなっていく。そしてその快感が大きくなっていく。
「でも、私……あぁ、少しだけ止まって」
「無理だ」
何を言っても止らない彼の要求に応えた私は、もう二度と『何をしてもいい』なんて言葉を絶対に口にしないと心から誓った。
その次の瞬間、頭の中が真っ白になりのけぞらせた背中を彼がぐっと抱きしめた。
すべてを受け止めた私は、そのまま彼の腕の中で記憶を手放した。
仕事も恋も順調そのもの。そう思っていた矢先、私にとってまた人生の岐路にたつ出来事が起きた。
「出向、取りやめですか?」
休日のスマートフォンにかかってきたのは、前の職場の上司からだった。
『あぁ、まだヘイムダル側からは話を聞いていないんだな?』
「はい。でもなぜ突然?」
『業績の悪化に伴い、ブライダル事業自体が取りやめになった』
「そんな。まだ動き出してもいないのに」
まさかそんなことが起こるなんて晴天の霹靂だった。
『俺も細かいことはわからない。来月いっぱいまではヘイムダルでの勤務。その後は元の部署に復帰だ。わかったか?』
「はい」
納得など到底していない。けれど私は会社員だ。組織の意向に従わなくてはいけない。
ブライダルの仕事を楽しいと思えてきた矢先の事態に、私は残念に思う気持ちと寂しさを覚えて、スマートフォンを握り締めたまましばらくの間、これからのことを考えこんでしまった。
最初に出向になると言い渡されたとき、なぜ自分がという思いが強かった。しかし今となっては、この仕事が楽しくて仕方ない。
いずれは出向が終わるのはわかっていた。
しかしリッチロンドに戻ってもブライダル事業は続けられると思っていたのに。まさに青天の霹靂だ。
「悪いけど、今日は優しくできない」
いつもよりも少し強引に、私をベッドに寝かせた彼が、性急に口づけてくる。口づけしながら、私の体を彼のすべてを使って愛してくれる。
ひとつになった後、彼の余裕のなさが顕著になった。
「んっ……はぁ。あの、ゆっくり」
「ダメだ」
彼の額からにじみ出た汗が、飛び散る。激しい動きに私はシーツを掴み、何度も襲ってくる快感に翻弄される。
小さな波に襲わる感覚が、どんどん短くなっていく。そしてその快感が大きくなっていく。
「でも、私……あぁ、少しだけ止まって」
「無理だ」
何を言っても止らない彼の要求に応えた私は、もう二度と『何をしてもいい』なんて言葉を絶対に口にしないと心から誓った。
その次の瞬間、頭の中が真っ白になりのけぞらせた背中を彼がぐっと抱きしめた。
すべてを受け止めた私は、そのまま彼の腕の中で記憶を手放した。
仕事も恋も順調そのもの。そう思っていた矢先、私にとってまた人生の岐路にたつ出来事が起きた。
「出向、取りやめですか?」
休日のスマートフォンにかかってきたのは、前の職場の上司からだった。
『あぁ、まだヘイムダル側からは話を聞いていないんだな?』
「はい。でもなぜ突然?」
『業績の悪化に伴い、ブライダル事業自体が取りやめになった』
「そんな。まだ動き出してもいないのに」
まさかそんなことが起こるなんて晴天の霹靂だった。
『俺も細かいことはわからない。来月いっぱいまではヘイムダルでの勤務。その後は元の部署に復帰だ。わかったか?』
「はい」
納得など到底していない。けれど私は会社員だ。組織の意向に従わなくてはいけない。
ブライダルの仕事を楽しいと思えてきた矢先の事態に、私は残念に思う気持ちと寂しさを覚えて、スマートフォンを握り締めたまましばらくの間、これからのことを考えこんでしまった。
最初に出向になると言い渡されたとき、なぜ自分がという思いが強かった。しかし今となっては、この仕事が楽しくて仕方ない。
いずれは出向が終わるのはわかっていた。
しかしリッチロンドに戻ってもブライダル事業は続けられると思っていたのに。まさに青天の霹靂だ。