【受賞】隠された王女~王太子の溺愛と騎士からの執愛~
そう表現するのがしっくりくるのかもしれない。ルドルフだと思っていた男に身体を暴かれ、その男から求婚され。アルベティーナの気持ちが置き去りにされているような気がするのだ。いや、アルベティーナ自身、誰のどこに惹かれたのかがわからなくなっている。
それに、このシーグルードにも慣れない。デビュタントのときに出会った彼は、とても丁寧だった。ルドルフとして接している彼は、少し粗野なところがあった。だが今の彼は。
「君の気持ちに気付かなくて悪かった……」
ダークグリーンの目を伏せる。どこかしゅんとする姿が、領地にいる猟犬を思い出させた。だが、アルベティーナもシーグルードにこのような顔をさせたいわけではないのだ。ただ、きちんと話をして、お互いの気持ちを確認したいだけ。
「シーグルード様。この後、きちんとお時間をとっていただけますか? もう少し、お話をしたいです」
「もちろんだ」
シーグルードの顔が、太陽を浴びた花のようにぱぁっと輝き出した。
「やはり、今のシーグルード様には慣れません」
このように表情をコロコロと変化させるようなシーグルードは、アルベティーナの中にはいなかった。
「そうか。もしかして君は、少し強引な俺の方が好きなのか?」
そこで無理矢理、彼はアルベティーナと唇を重ねた。もちろん、ただ重ねただけで終わるわけがない。
それに、このシーグルードにも慣れない。デビュタントのときに出会った彼は、とても丁寧だった。ルドルフとして接している彼は、少し粗野なところがあった。だが今の彼は。
「君の気持ちに気付かなくて悪かった……」
ダークグリーンの目を伏せる。どこかしゅんとする姿が、領地にいる猟犬を思い出させた。だが、アルベティーナもシーグルードにこのような顔をさせたいわけではないのだ。ただ、きちんと話をして、お互いの気持ちを確認したいだけ。
「シーグルード様。この後、きちんとお時間をとっていただけますか? もう少し、お話をしたいです」
「もちろんだ」
シーグルードの顔が、太陽を浴びた花のようにぱぁっと輝き出した。
「やはり、今のシーグルード様には慣れません」
このように表情をコロコロと変化させるようなシーグルードは、アルベティーナの中にはいなかった。
「そうか。もしかして君は、少し強引な俺の方が好きなのか?」
そこで無理矢理、彼はアルベティーナと唇を重ねた。もちろん、ただ重ねただけで終わるわけがない。