エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 厚い胸板もがっしりした腕も、風が吹いただけで転びそうだったしぃちゃんからは考えられない。

 今の篠はかわいいんじゃなくて、ひたすらにかっこいい。

 ……これ以上、意識させないで。

 と、心の中で告げた言葉が彼に届くはずもなく。

 こんな気持ちになっておいて、まだ告白の答えを出せていない自分が余計にわからなくなった。



 手を放してもらえないまま、ハイキングコースのゴールにたどり着く。

 小高い丘の頂上に背の高い木や建物はなく、解放感があった。

 ここまで頑張ったご褒美なのか、公園内が一望できるようにベンチが置いてあった。

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