エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
「ずっと触れられなかった分、実結に触れたいよ。今だっておあずけ状態でつらい」
無意識にきゅっと唇を引き結び、背筋を伸ばしていた。
今さらながら、車の中は篠とふたりきりの密室なのだと意識したせいだ。
「私も……篠と手を繋ぎたいなって──」
「それ以上聞くと安全運転できなくなる」
やや焦りを滲ませたひと言に篠のもどかしさが詰まっている。
「ほかの話をしよう。……今日、結真もいるんだよな?」
「来るって言ってたよ。おじさんとおばさんも来るんでしょ? 勢ぞろいだよね」
私にとって篠の両親はおじさんとおばさんと親しみを込めて呼べる人たちだ。
無意識にきゅっと唇を引き結び、背筋を伸ばしていた。
今さらながら、車の中は篠とふたりきりの密室なのだと意識したせいだ。
「私も……篠と手を繋ぎたいなって──」
「それ以上聞くと安全運転できなくなる」
やや焦りを滲ませたひと言に篠のもどかしさが詰まっている。
「ほかの話をしよう。……今日、結真もいるんだよな?」
「来るって言ってたよ。おじさんとおばさんも来るんでしょ? 勢ぞろいだよね」
私にとって篠の両親はおじさんとおばさんと親しみを込めて呼べる人たちだ。