エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 ……それはおかしい。みぃちゃんの──年少組の遠足は昨日終わったはずだ。ほかでもないみぃちゃんから聞いたのだから、間違っていないと思う。

「昨日行ったんじゃなかったの……?」

「なくなっちゃったから、今日行くんでしょ!」

 あ、そっか。昨日は雨だったから遠足が中止になったんだ。

 だからって土曜日の朝から張り切らなくてもいいような。

「結真は?」

「しぃちゃんとふたりで行くの。いっしょに行こー」

「わっ……!」

 ぼくの都合なんておかまいなしに腕を引っ張ると、みぃちゃんはまっすぐ歩き出した。

 一緒に行くと言ったときに指し示していた方向はりんご山だった。

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