エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 せめて結真がいてくれればよかったのにとは思うけれど、ふたりで行きたいというみぃちゃんの気持ちはちょっとうれしかった。

 それに、ふたりだけの遠足なんて楽しそうだ。相手がみぃちゃんなら、なおさら。

「暗くなる前に帰るって約束できる?」

「できるよー」

「じゃあ、行こ」

「うんっ! しぃちゃんのおやつとおべんと、あるからね!」

 ぼくよりふたつも年下なのに、みぃちゃんは意外としっかりしている。

「ありがと。ぼくがリュックを持とうか?」

 強がって言っておくも、ぼくのほうがみぃちゃんより背が低い。

 結真は頭ひとつ分も違うから、早く大きくなりたいと思っていた。

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