エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 外にいる私たちがそう思っているのだから、中にいる人たちはもっとうるさいと思っているんじゃないだろうか。

 耳を押さえるのは失礼な気がして、顔をしかめながら耐える。

 しばらくして戦闘機がきれいに横並びになった。

 自衛官がふたりずつ戦闘機に近づき、タイヤや翼に触れる。

 たぶん、安全にパイロットが降りられるように固定したり、なにかをチェックしているんじゃないかな。

 残念ながら私にはわからないけれど、篠に聞いたら教えてくれるかもしれない。

 地上にいる自衛官たちの姿を観察し、次はなにが行われるんだろうと期待する。

 戦闘機が演目を披露していた時間は三十分に満たなかったと思う。
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