エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~

 きっとまだ続きがあるはずだと思っていたら、パイロットが降り立った。

 ……あれ?

「あの人、背が高いね。コックピットの中で窮屈そう」

「もしかしてあの人がイケメンパイロット?」

 同僚の興奮気味に話す声が全然耳に入ってこない。

 ……あの立ち姿。すらりとした長身と長い脚。ゴーグルで目を覆っているようだけど、遠目からでも口もとと輪郭には見覚えがある。

 ほかのパイロットたちと足並みを揃えてこちらへやってくるその人から目を逸らせない。

 まさか。いや、でもそんなはずは。

 周りの音が聞こえなくなるくらい、心臓が騒いでいた。

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