エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 見るからに上官だと思われるパイロットがきれいに並んだ五人のパイロットに合流し、私たちの前に立つ。

 一糸乱れぬ敬礼を披露すると、パイロットたちは一斉に目を隠していたゴーグルを外した。

「ねえ、やっぱりあの人じゃない!?」

「絶対そうだよ! ほかの人もかっこいいけど!」

 同僚の熱っぽい視線の先にいるのは、どう見ても篠だ。

 パイロットって、これの……!?

 こんなところで叫ぶわけにもいかず、こちらに気づいてくれないかとじっと見つめる。

 だけど篠は視線どころか顔すら動かそうとしなかった。今は仕事中だからだろう。

「本日はどうもありがとうございました!」

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